研修制度

Ⅰ.人材育成・キャリアアップの支援について

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「小規模ながらアットホームな終の棲家をつくりたい」という故医学博士・島田梅子氏の意思を受け継いで設立されたホームです。
地域のお年寄りの生活支援を第一としながら、地域ボランティア・児童生徒の通う文教施設との交流や連携など、地域に支えられながら、施設も職員も共に成長してきました。
そんな私たちが掲げる理想、それは“時代”や“制度”が変わっても“人(心)”は変わってはいけない。そのために当施設が行ってきたことは、「利用者さんにも、職員にもすこやか」な環境づくり。利用者さんの喜びを追求するのは当たり前、職員の幸せなくして利用者さんの幸せを願うことはできない。そんな思いが文化となり、“人”に優しい社風を育ててきました。
高齢者福祉を中心として「人を想う」価値のある仕事であることを法人全体で共有できるよう、その思いを支える確かな技術と知識を身につけることができるよう人材育成に取り組んでいます。

【「自己成長」・「専門職としての資質の向上」を支援する目標管理制度】

「目標管理シート」や内閣府キャリア段位制度に準拠したチェック項目を用いた評価システムを活用し、定期的に上司と面談を行います。評価システムにおいては習熟度に応じた達成度を客観的に数値化し、自己成長を確認し目標設定できるシステムを導入しています。

【まずは介護の基本を身につけるところからスタート】

採用後は、特別養護老人ホームやデイサービスの介護職員からスタートします。相談職志望の職員であっても、直接介護によって利用者様に寄り添うことの意味を経験を通して知らなければ、適切な相談支援ができないと考えています。経験を積んだ後、直接介護の現場でさらに技術を磨き後輩を指導する方、施設や居宅介護事業所の相談員として専門性を発揮する方、資格を取得してケアマネージャーとして従事する方など様々です。

【新卒採用者のためのチューター制度】

最初の3~4カ月間は日勤帯のみで、指導担当職員と同じシフトで勤務しながら仕事を覚えていきます。
4~5カ月目からは先輩職員に同行しながら夜間勤務にも従事してもらいます。
最初の1年を通じて指導担当職員のアドバイスを受けながら介護のプロとして成長できます。

【各事業所での活躍 = キャリアアップ】

現在、木津川市・精華町で大きく分けて3拠点、またその各拠点に様々な形態の事業を展開しています。職員本人の将来のキャリアアップ志望を汲み取りながら、それぞれのフィールドで専門性やリーダーシップを高めていく機会が得られます。